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京都のブライトンに泊まる



 ちょっと用があって京都に。新幹線の座席から飽きもせず外をボーと眺めていた。藁焼きが目についた。んー、日本の原風景だな、という感慨が自ずと湧き出て来る。のぞみ号の座席に「のぼりて見れば煙たつ」の心境に。





 途中を端折ってブライトンに。隣が小学校だったり、どう見ても住宅地の真ん中にあって、東京の感覚からすると、ホテルに相応しい立地ではない所にあった。最初タクシーの運転手が道を間違えたのかと思ったほどだった。

 しかし、一歩中には入ればそんなことは関係なくなる。とても落ち着いたホテルだった。









 中華のディナー。この「花かん」(「かん」は門構えに月)はとても良かったな。ペニンシュラ東京のあの無内容な中華とは雲泥の差。









 この内容のコースで計一万円也とは、東京では考えられない価格設定。どの料理もおいしくいただきながら、京都の夜は更けていったのであった。







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