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ドイツの敗北の伝えられ方 [海外メディア記事]

 ドイツ敗北のニュースを各国の新聞がどう伝えたかを、『シュピーゲル』誌が簡潔に紹介している。イタリアとスペインの新聞が「ハラキリ(Harakiri)」という表現を使っているが、日本でほとんど使われなくなった言葉だが、向こうでは、それほど一般的に使わているのだろうか? それはともかく、伝え方が素っ気ないのは、『シュピ-ゲル』がワールド・カップにあまり乗り気でないのか、あるいは、そもそもドイツで盛り上がってないからなのか、それともただの負け惜しみなのか?




Der Fall der Götter: Nach Argentinien stürzt auch Deutschland ab


https://www.spiegel.de/sport/fussball/wm-2022-deutschland-unterliegt-japan-die-pressestimmen-der-fall-der-goetter-a-0b2f1c4d-34ff-4c22-9b85-7f53459e1f7d




「 神々の失墜: アルゼンチンに続きドイツも倒れる
 ドイツはワールド・カップの開幕戦で日本に敗れた。国際的な報道機関は「ハラキリ」や「強豪が倒れた日々」について書いている。その概要を紹介

24.11.2022,


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サッカーのドイツ代表チームは、カタールで開催されたワールドカップで、得点のチャンスが何度もあったにもかかわらず、開幕戦で敗北。ずっと優勢のように思われたが、1対2(前半1対0)で日本に屈した。海外メディアの反応は次の通り。


イタリア :

La Repubblica: 「神々の失墜:アルゼンチンの後ドイツも倒れる」。

Gazzetta dello Sport: 「ドイツのハラキリ: 日本は打つ手がはまり、劣勢からの追い上げで2対1で勝利。


スペイン :

Marca: 「日本はドイツを絶句させた。ドイツ人は差別に抗議したが、最後に笑ったのは日本人」。

As: 「ドイツのハラキリ。フリックのチームは、手中にしていた試合を勝ち切ることができなかった。このワールド・カップの二番目に大きな驚きをもたらしたのは日本人のファイティング・スピリットだった」。

Sport:「スペインとの初マッチに先立って、日本はドイツ・チームにきつい一撃を食らわせた」。

Mundo Deportivo : 「スペインと同組で日本がドイツを倒す!  日本代表は、世界チャンピオンに四度輝いたドイツに対して歴史的な勝利を収めた」。

El País : 「フリックの選手交代のせいでドイツは日本に負けた。監督がギュンドアンとムシアラをゴレツカとゲッツェに交代させて日本に追いつかれるまでは、明らかにドイツ・チームは思い通りやっていた」。

スイス:

Blick : 茫然自失だ。危なげない勝利でワールドカップの初戦を終えるどころか、90分後、カタールのドイツ人は混乱状態に陥っていた。 (...) 日本はセンセーションを巻き起こした。そしてドイツ人は皆無言で立ち去った」。


オランダ :

Algemeen Dagblad : ドイツは(試合前の)声明では感銘を与えたが、その足に語らせることはなく、日本に屈した。水曜日のドイツが印象深かったのは、日本戦の試合前だけだった。FIFAに対する挑発的な声明で、選手たちは明確なメッセージを伝えた。その後のパフォーマンスははるかに説得力がなかった。つまり、4年前と同じように、ドイツ・チームは初戦でつまずいたわけだが、今度は日本に対して1対2だった。


イギリス 

The Sun : 4年前はメキシコ人が手を振って別れを告げた。そして、今年、メキシコ人の波がハリファ・スタジアムに押し寄せるころには、ドイツ人は、日本のスーパー・サブのおかげで、またしても早々に帰国の途についているかもしれない」。

Daily Mirror :  日付がかわって、またもやワールド・カップに衝撃が走る。ドイツはトーナメントの常勝チームとしてカタールにのり込んだが、ブンデス・リーグの2人の選手、堂安律と浅野琢磨が、後半の8分間にゴールを決め、ハンジ・フリックのチームを、わずか1試合で、グループ・ステージ敗退の瀬戸際に追い込んだ」。

The Guardian :  「日本のドイツ戦初勝利はワールド・カップに激震をもたらしたが、それは森保一の勇気に対する報酬だった」。


アメリカ :


Washington Post : 0-1の劣勢から2-1で日​​本がドイツに勝利したことは、サウジアラビアがアルゼンチンに2-1で勝利した奇跡には及ばないものの、ワールド・カップにさらなる宝物をもたらした」。

New York Times :  強豪が倒される日々だった。ワールド・カップの3日目、アルゼンチンの人々は、いじめのような敗北の後、茫然自失の状態で取り残された。4日目はドイツ人の番だった。トーナメント常勝のチームは、たんなる穴埋めと思われたチームからショックと屈辱を与えられた。


」(おわり)












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