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「ホテル 海」に行ってきた

  一年の垢を落とすべく、 伊東・富戸にある「ホテル海」に行ってきた。

  去年は、ぎりぎりの年度末に熱海の『ホテル・ミクラス』に行って優雅な一日をすごした(http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2009-03-30)。その噂を聞きつけた義父母が行きたいと言い出して、GW にもう一度行くというおまけがついた(http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2009-05-05)。

  今年は、もう少し伊豆半島を南下。踊り子で伊豆高原まで行って、タクシーで少し北上した。

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  このホテルの売りは、すぐ近くの海と風呂。下の写真にある本館を通り過ぎて1~2分歩くと、もう海。看板に偽りなしだ。大島が近くに見えた。われわれは本館より海に近い離れに泊まった。残念ながら、寒かったので窓を開けっ放しとはいかなかったけど、もっと暖かくなれば、一日24時間、5感で海を感じられる、そんな場所だった。

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  離れのベランダにある風呂。目の前には、海が広がる。時おり船が横切るのをぼーと見つめながら、心地よい思考停止状態を楽しんだ。

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  芝生を突っ切ってホテルの敷地の端に、海に面した共同の風呂がある。深夜まで入れるみたいだが、それは、さすがに遠慮した。

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・・・・と風呂につかって海を眺めながら一日をすごせる。風呂に加え、妻はエステをしてもらったから、一日で完全に身体がゆるんでしまって、東京に帰るのが心底いやそうな感じだった。

  ホテルに入って感じられる開放感や癒される度合いなどは、これを上回る宿は非常に少ないのではないかと思えるほどだった。定評のある旅館やホテルも、意外に窮屈ですからねえ。ただ難をいえば、食事がかなりイマイチという点。形ばかりの懐石で、実質は昔ながらのと言うか、洗練されていないと言うか。素朴なら素朴でよいのだけれど、果たしてそれだけか? 「鮮魚盛り合わせ」にマグロが入っていたが、富戸でマグロが獲れるのか? どうしてもマグロは入れなければならないという馬鹿馬鹿しい・安っぽい固定観念があるのではないか? 固形燃料で熱して食べる一品を私は久しぶりに間近で見たが、あんな団体客用の手抜き料理をここで供されるとは思わなかった(しかも、夕食と朝食二度にわたって。マグロも両方に出た。もう良いよ、という気分になった)。はっきり言うと一泊一万以下の釣り宿レベルの食べ物だった。特に子供があまり箸をつけなかったのが残念な思い出になった。

  というわけで、宿の品定めのようなことをすると、ロケーションや癒し度は抜群だが、料理がとても足を引っ張ってしまって、総合的にはあまり高い評価にはならないが、これは非常に惜しいし、もったないと思う。富戸あたりではこれが限界なのだろうか?







 


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