運動会で疲れきったので外食。蕎上人へ。

 
 この店は、一茶庵系の名店として蕎麦好きには有名だが、さりとて気取るようなところは全くなく子連れでも大歓迎であるので、我が家のよく行く外食先の一つとなっている。若い女将さんも子育て真っ最中ということもあって、子供には大変優しい(生来のものであろうけど)。他の従業員も同様に子供にニコニコしてくれる。

 この店の良さは、入ってすぐの椅子席の奥に少し高くなった座敷があり、そこで寛いで食して初めて判ると思う。(一人で入って椅子席で食べると、従業員が誰もやって来ないため、しばしば寂しい思いをしたり、「サービスが悪い」と捉える人もいるようだ。たぶん、無闇に椅子席の方に行かないようにしている店の方針を悪い意味に取っているのだろう。ある一面だけを捉えて偏った判断をするのもされるのも、口惜しく勿体ないこと。この店では、座敷にあがり、そこそこ時間をかけて味わってほしいと思うのである)。

 
  ぱっぱっと飲んで食べて早く寝る算段なので、ビール→南部美人→十四代→南部美人→・・・と間髪を入れずに注文。
  
  蕎麦屋の定番、玉子焼き。室町の砂場の玉子焼きによって刷り込まれた私には、ここの玉子焼きは少し柔らかすぎて物足りなく感じる。

  


  お酒の友、そばみそとそばがき。

  
  


  子供には特別に増量した車海老と鴨。満腹になると、子供は、隣の見ず知らずの一家と談笑。その一家の子供は違う小学校だが、やはりこの日が運動会だったらしく話が弾んだ。

  

  

  親子三人で飲んで食べて2万もかからなかった。サーティーワンのアイスを買って帰宅した。