仲見世で紅葉狩り

　10月から多忙につき遊ぶこともままならず。結婚してずっと11月の初めにはどこかに遠出することが慣習として続いていたのだが、子どもが小学生になってからはそうしたちょっとした家族の美風も途絶えてしまった。

　紅葉なんて久しく見に行ってないな。もっとも、たぶん綺麗な紅葉はヒートアイランドの影響の及ぶ所ではもう無理だろう。4～5年前に日光に行ったとき、どこも緑の木々があるばかりだったので、紅葉スポットとしての日光はもう駄目だなと思ったものだが、今年はどうなんだろう、義母が那須にいる旧友に会いに行きたいと言っているらしいのでお呼びがかかればお供しますよと言ってはいるのだが、あの話どうなったんだろう?　などと思いながら帰宅の道を歩いていたら、その途中にある仲見世に紅葉が飾ってるのを発見。これを見てわずかに心を慰めるとしようか。　





　そういえば酉の市にも行ってないし、浅草寺境内で行われているはずの子供歌舞伎も見てないな。仕事で忙しいのは確かだが、それを口実に出不精になっているのも事実かもしれない。明日周囲をブラっとしてみよう。ちなみに、この写真はもう7時過ぎ。もうほとんどは店じまいをしているのだが、結講参拝する人が多かったなあ。写真に写っている年配のカップルの御二人さん、参拝が終わってから寿司屋にでも?　それとも居酒屋?　　そんな突飛な所には行きそうもないな。





　仲見世内のとある写真屋さんの看板。D.P.E なんて古いね。若い人は何のことか判らないだろう。シャッターが閉まっていたから判らないが、何をメインとして商売しているのか?　観光客にとって携帯やデジカメは必需品だから、使い捨てのカメラの出番もあまりないような気もする。


　じつはD.P.E は、Digital,PC,ELdisplayの略だった、などということはあるわけない。かりにそんなディジタル器機を仲見世で売り出したいと思う人が出ても、そう簡単に思い通りにはならないだろう。そういう頑固さの高いハードルはいろいろありそう。