エジプトの混迷はさらに深まり、エルバラダイ氏が軟禁されたようだし、催涙弾の直撃を受けた少女が死亡したなどという情報も飛び交う。下の写真にもあるが、いくら催涙弾とはいっても、水平方向に発射された弾の直撃を食らえばひとたまりもないだろう。危機的な状態に近づきつつあるようだ。

 どの写真にも緊迫する空気が漲っている。イギリス『ガーディアン』紙のスライド・ショーより。

http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2011/jan/28/egypt-protests-cairo


「 エジプトの抗議デモ参加者カイロの厳重警戒をものともせず

 反政府デモ4日目の今日、数千の人々がエジプトの首都の街頭に向かう

・ カスルエル・ニール橋(Kasr el-Nile bridge)からデモ参加者を押し戻そうとする機動隊   





・ 負傷した同僚をカスルエル・ニール橋から運び去ろうとする警察 






・ 気を失った男性に玉ねぎをかがせるデモ参加者





・ 警察が発射した催涙ガスの間をぬって走るデモ参加者





・ カスルエル・ニール橋を渡ろうとするデモ参加者に放水を浴びせる機動隊





・ カスルエル・ニール橋で機動隊に対峙するデモ参加者





 警察が放水を浴びせる中、国旗を掲げるデモ参加者





・ アル=イスティカマ・モスク(al-Istiqama mosque )の前の通りで礼拝する人々





・ アル=イスティカマ・モスクの前でデモ参加者目がけて催涙ガスを発砲する警察





・ 金曜日の礼拝を行うエジプト大統領の批判の急先鋒モハメド・エルバラダイ(正面右)





・ デモ参加者が起こしたと思われる火事の煙がカイロ上空に立ち上る