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ジョディ・フォスターのカミング・アウト [海外メディア記事]

  ジョディ・フォスターが公の場で同性愛者であることを初めて打ち明けたことが記事になっていた。まぁ、大したことなんだろうな。

  『ガーディアン』紙のサイトに行くと動画も見ることができるが、少し興奮して口調が上ずっていることが判る。内容が判りづらくとりとめもないと批評家には不評を買っているようだ。

  
Jodie Foster 'comes out' in opaque Golden Globes speech

Adam Gabbatt guardian.co.uk, Monday 14 January 2013 05.23 GMT

http://www.guardian.co.uk/film/2013/jan/14/jodie-foster-gay-golden-globes




  ジョディ·フォスター、ゴールデン・グローブ賞の不可解なスピーチで「告白する」


 ジョディ・フォスターは、「約1000年前、石器時代から」同性愛者であることを明かしていたと言って、自分の性のことを正直に語った

  ジョディ・フォスター.jpg



 ジョディ・フォスターは、2013年のゴールデン・グローブ賞の場を借りて、これまで出会ったすべての人に正直に告白してきたと言って、自分の性について初めてかくさず述べたが、メディアを通じて一般の人に公表することが求められる現状は残念だとした。


 話題が多岐におよび時には不可解なところもあったセシル・B.デミル生涯功労賞受賞スピーチで、フォスターはその夜のサプライズだった元大統領ビル·クリントンの人気を奪ってしまった。


 「ちょっとナーバスになるようなことで」言いたいことがあると観客をじらした後で、フォスターはこう言った。「ハッキリ言ってしまうと…私は独身なの」。

 
 笑いが起きたが、フォスター(50)が真面目なことを言いたそうだったので、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルの会場は静まり返った。


 フォスターは言った。「私は、もう約1000年前に、石器時代のころから、正直に打ち明けていた。とても古くさい考え方がまだあったときに、弱くて若い女性だった私は、信頼できる友人や家族に打ち明け、同僚に、そして段々と、誇りをもって、知り合いの誰に対しても打ち明けるようになった。そして、実際に会ったすべての人にね」。


 「でも、今は、有名人はみんな、記者会見や香水のショーやゴールデン・タイムのリアリティ・ショーで自分の私生活の詳細を正直に語ることになっている、と私も言われている。皆さんは驚くかもしれないが、私は(私生活を露出するのが好きな)「ハニー・ブーブー(Honey Boo Boo)」の子供じゃないの」。


 ハリウッド界隈では昔から知られていることだが、これまでのキャリアでアカデミー賞に4度ノミネートされ2度受賞しているフォスターは同性愛者である。しかし、その事実がメディアで公然と語られることはめったにない。フォスターが、2007年のスピーチで彼女の当時のパートナーであるシドニー・バーナードにわずかに言及した以外は、この事実について公然と話題にしたことがなかったからだ。


 日曜日の夜、フォスターが自分の性の話題から始めたのは、世間の目にさらされる人間にとってのプライバシーの問題について語るためであり、現代の有名人をとりまくメディア文化についての批判を提供するためだった。


 「もしあなたがヨチヨチ歩きの頃から有名人で、どんな困難にもめげず、本物で誠実で正常であると感じられる人生のために闘わなければならないとすれば、あなただって他の何よりもプライバシーを高く評価するでしょう」と彼女は述べた。


 「プライバシー。やがていつの日か振り返ると、かつてはどんなに美しかったかを人々は思い出すでしょう」。


 フォスターがプライバシーの問題を話題にしたのは今回が初めてではない。昨年、彼女は『デイリー・ビースト』のウェブサイトで、俳優たちが置かれている衆人監視の状態に関して「もし今私が若い俳優だったら、私は始める前に辞めているでしょう」と書いていた。


 彼女のよく判らないスピーチは、その後すぐにソーシャル・メディアのウェブサイトをやり玉に挙げた。今ごろは、Twitterのユーザーがフォスターのカミング・アウトは初めてかどうか、彼女は映画産業から引退するんじゃないかと憶測しているんでしょうねと――そして彼女は、「一つの時代が終わった」かのように感じられると言ってスピーチを終えた。

 フォスターは、プレスルームの記者たちに、私は引退するつもりはないと言って、すぐに噂の火消しに努めた。「引きずり降ろされるならともかく」と彼女は言った。「私は演技をやめるつもりはありません」。


 フォスターのスピーチはこれまででもっとも直接彼女の性に触れたものだったが、その謎めいた言葉づかいは、たくさんの解釈の余地を残した。『ガーディアン』紙のアメリカ在住の映画評論家トム・ショーンは、彼女の発言を「半分はカミング・アウトで、半分はあんまり騒々しくしないでと皆をしかりつける、間の抜けたとりとめのないスピーチ」と評した。


 2010年に自分がゲイであることを公に認めた歌手のリッキー・マーティンはこうつぶやいた。「ジョディ・フォスターがチームに加わったぞ。そろそろ君の出番だ。後でも先でもない。今こそうってつけの時間だぞ」。


 相方のコメディアンであるティナ・フェイとゴールデン・グローブ賞のホスト役をつとめたエイミー・ポーラーは、その夜の仕事を終えたとき、こんな冗談をとばした。「これからジョディ・フォスターと一緒に家に帰るの! 」




」(おわり)

















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